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<東京・神楽坂> 若手を支える神楽坂の底力。「花みずか会」開催

伸びようとする若手、伸ばそうとするベテラン

●「舞台で踊りたい」。若手の希望で実現した会

神楽坂 花みずか会神楽坂の若手芸者衆の勉強会が、日頃、稽古にあたっている花柳輔瑞佳師匠の「花みずか会」として、10月26日(月)神楽坂劇場(牛込箪笥区民ホール)で開催された。

出演者は、涼也、桃子、小夏、福子、小春、櫻子、史帆、㐂よ乃(敬称略)の8名。若手の芸者衆が長唄、清元、常磐津の、いわゆる「段もの」と呼ばれる本格的な舞踊を舞台で踊る機会はあまりなく、今回は若手のたっての希望で実現した会。知合いの芸者衆からの情報によると、出演者たちはこの日のために費用を積み立てて準備をしてきたという。 続きを読む <東京・神楽坂> 若手を支える神楽坂の底力。「花みずか会」開催

<東京・神楽坂>明治時代の〝山手銀座〟。今は「神楽坂をどり」で窓を開く

昔も今も、坂と路地と石畳に芸者衆が映える町

2015年第33回「神楽坂をどり」プログラムより
2015年第33回「神楽坂をどり」プログラムより

●地形と住人に恵まれ、天災を免れた幸運な花街

*2007年 執筆 拙著 『東京六花街 芸者さんに教わる和のこころ』 (ダイヤモンド・ビッグ社 )より抜粋(下線部)

昭和初期、「花街の中に山あり谷あり」「あたかも玩具箱(おもちゃばこ)をひっくりかえしたような感じ」(『全国花街めぐり』昭和4年発行。松川二郎著)と描写された神楽坂花柳界(別称・牛込花柳界)。その隠れ家的な雰囲気は、花街として大きな魅力だった。

戦災で町が焼け、開発でビルが建っても、地形は残る。だから今も神楽坂は、花街らしい風情を残し、坂と路地と石畳に芸者が映える町だ。

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