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<奈良・全国> 第7回ならまち花あかり。2日間に25花街が集合

●4月5日(土)6日(日)2日間に25花街が集合

詳細、お申し込みはこちらから。

https://kikuno.net/hanaakari2025/

2016年に奈良元林院の芸妓菊乃さんが、岐阜の幇間喜久次さん、福井の芸妓ももこさん(故人)に声をかけ、8花街を集めて開催したのが第1回目。

7回目となる今年2025年は、奈良ロータリークラブの全面協力のもと、2日間に渡り25花街の芸者・芸妓衆が二つの会場に集まります。

滅多にない機会、これほど全国的規模の花街舞踊の会は、次、いつ開催されるかわかりません。

ぜひこの機会をお見逃しなく。

出演予定花街

<4月5日(土)13時~15時半 @100年会館>

福井浜町芸妓組合、岐阜鳳川伎連、長野諏訪大手見番、向嶋墨堤組合、新潟古町芸妓、伊豆長岡芸能事業協同組合、愛媛松山検番、元林院検番

<4月6日(日)13時~15時半 @ならまちセンター>

福井浜町芸妓組合、木更津芸寮組合、安城芸妓組合、会津東山芸妓、桑名桑華連、名古屋名妓連、秋田川反芸妓連、盛岡芸妓連、金沢芸妓、さっぽろ名妓連、博多券番、東京赤坂組合、東京新橋組合、京都五花街、元林院検番

 

 

<東京・新橋・全国>東をどり100回記念公演開催 全国19花街を招いて1週間開催

●期間1週間、全国19花街から芸者衆を招いて」

大正14(1925)年に開場した新橋演舞場の杮落しで始まった新橋花柳界の花街舞踊「東をどり」。

2025年に、記念すべき第100回目を開催することになりました。

詳細はこちらから

第百回 東をどり

テーマは「新ばしに集う 日本の綺麗」

期間は5月21日(水)~27日(木)の1週間。例年の4日間を延長しての開催です。

全国19花街から芸者衆を招き、日替わりで舞台で芸を披露していただきます。これは東をどり始まって以来、初めての試み。

一回3幕構成で、1幕目と3幕目を新橋芸者が、2幕目を日替わりで各地の芸者衆が務めます。2幕目の花街は以下のとおり

21日(水)祇園甲部、赤坂

22日(木)浅草、上七軒、神楽坂

23日(金)名古屋、祇園東、岐阜

24日(土)金沢三街(ひがし、にし、主計町)、長崎

25日(日)博多、宮川町、新潟

26日(月)向島、札幌、先斗町

27日(火)東京五花街(赤坂、浅草、神楽坂、向嶋、芳町)

ぜびお見逃しなく!

<岩手・釜石>10月29日、名取裕子さん主演で釜石最後の芸者「艶子姐さん」公演。共同通信より記事配信されました

●10月29日 釜石市民ホールTETTOにて。名取裕子さん主演、八王子芸者衆も出演

東日本大震災の被災者で釜石最後の芸者・艶子さんと八王子芸者衆との交流を、私はその後5年間にわたり見続けて、HPでも発信してきた。詳しくはこちら

その、艶子さんの生涯が10月29日(日)釜石市民ホールTETTOで公演されることになった。主演の名取裕子さんが艶子さんを演じ、5人の八王子の芸者衆も登場する。今回、この件を書いた記事が共同通信から配信された。https://www.47news.jp/9975302.html

公演の問い合わせ先/釜石市民ホール 電話0193-22-2266 https://tetto-kamaishi.jp/

*当日会場で、艶子さんと八王子芸者衆の交流を描いた章を含む『芸者衆に花束を。八王子花柳界、復活』(風声舎)も販売予定。

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<東京・八王子>『東京人』執筆。「桑都テラスオープン」

●『東京人』2023年6月号に記事を執筆しましたテーマは2022年11月に八王子の花街・中町にオープンした「桑都テラス」。長い間駐車場だったその場所に、八王子の伝統文化継承のための拠点が出来ました。

https://sototerrace.com/

記事では、八王子芸妓のめぐみさん、あやめさん、竹千代さん(桑都テラスが建つ場所にあった置屋「竹本」に所属していた)、そしてかつての中町をよく知る割烹伊奈喜(いなき)の大女将・伊奈敏江さん、美容室八王子美髪店店長・川嶋律子さん、行政側から八王子まちづくり公社の櫻井佳南子さんらに取材。

それぞれの立場から、開業に至るまでの経緯、桑都テラスへの思い、期待を語っていただきました。

*P116~P123 全8ページ

 

<金沢>やっぱり金沢とは縁がある。浅の川園遊会館を訪れて

●縁のはじまりは「ケンロクエンノサクラサク」

花柳界を取材しはじめて28年。今までに全国各地、50ほどの花街を訪れてきたが、1度だけの縁だったところもあれば、数えきれないほど足を運んだ花街もある。東京以外でいえば、後者の代表が新潟と、金沢だ。

私事で余談だが、私の兄が縁もゆかりもなく居住地から遠く離れたこの土地の国立大学に入ったことが、私の金沢との縁のはじまりだった。当時(昭和40年代後半)、大学の合格発表は掲示板に受験番号が張り出される形式で、見に行けない人は合否を電報で知らせてもらう合格電報を試験後に申し込むのが通例だった。 続きを読む <金沢>やっぱり金沢とは縁がある。浅の川園遊会館を訪れて

<シンポジウム> 3月24日 東京八王子市でシンポジウム開催

3月24日(土)に「八王子花柳界、復活への軌跡。地元に愛される芸者衆の魅力」と題した自由講座が開催されます。(主催・八王子市生涯学習センター南大沢分館)

講師として八王子芸者のめぐみさん、浅原が登場します。

八王子芸者衆(2017年正月。料亭すゞ香にて)

第一部 基調講演(講師・浅原須美)

「私が見てきた八王子花柳界。昔と今とこれからと」。20数年にわたる全国の花柳界取材をふまえ、約10年に及ぶ八王子花柳界取材をもとに、花柳界・芸者衆の魅力、八王子花柳界復活の背景を、女性目線で話します。

*浅原が取材・制作したオリジナル映像2本も上映します。➀京都・金沢・浅草・小樽・奈良・長崎……戦前の花柳界を知る全国の名妓の生きざまと芸。②東日本大震災をきっかけに始まった八王子芸者衆と最後の釜石芸者との交流を、現地に同行し取材したドキュメント映像。 続きを読む <シンポジウム> 3月24日 東京八王子市でシンポジウム開催

<東京・八王子>『芸者衆に花束を。』編集作業終了しました!

●取材10年、制作1年。ついに実を結びます

4月20日、神保町の印刷会社・歩プロセスさんにデザイナーと編集者と一緒に伺い、最後の修正確認を終了しました。最後の最後まで粘りに粘り、修正を重ねてきました全168ページの単行本が編集サイドの手を離れ、いよいよ印刷・製本にとりかかります。5月半ばには見本が上がる予定。

カラーページの校了紙(一部)

カバーは、国分(くにぶ)チエミさんの描きおろしイラスト。芸者衆への感謝と応援の思いを一つ一つの花に描き込んでくださいました。

感無量……。

取材・撮影・事実確認等で大変お世話になりました芸者衆はじめ「黒塀に親しむ会」等々八王子のみなさまと、最後まで根気よく粘り強く、よりよいものづくりを目指してプロの力を発揮してくださった制作スタッフのみなさまに、心から感謝します。

これから、出版元・風声舎(ふうせいしゃ)と一緒に、営業・販売に力を注ぎます。

5月19・20日の「第二回八王子をどり」会場で先行販売いたします。一般売り出し開始は6月1日予定。詳細が決まり次第、またご報告いたします。

 

 

<東京・八王子>市議会議場コンサートに芸者衆参加

八王子市議会本会議場に、芸者衆が舞った

平成28年第3回市議会定例会議場コンサート
平成28年第3回市議会定例会議場コンサート

八王子市議会では、「市民に開かれた議会を目指し、活性化を図るため」、毎年4回行われる定例会の初日に約20分の議場コンサートを開催し、一般公開しています。今までに、コーラス、バイオリン、ギター、吹奏楽、筝曲、篠笛など八王子市在住・在勤・在学の団体・個人が演奏を披露してきました。 続きを読む <東京・八王子>市議会議場コンサートに芸者衆参加

全国花柳界の情報と魅力と発信するHPを立ち上げました。

20年間の取材実績を元に、花柳界の魅力と情報を発信します。

私が初めて取材した芸者さんは東京・柳橋の蔦清小松朝じさん。平成6年当時、なんと101歳!の現役芸者でした。

「〝芸者〟は、自分とは関係のない別世界の人」――そんな私の思い込みを見透かしたのか、朝じさんが三味線を手に唄い始めた一曲の都々逸に、気がつくと私の緊張は解け、思わず笑わされていました。

えっ? 芸者って、面白いのかもしれない……。このとき感じた意外性が、花柳界に興味を持ち始めるスタートでした。そしてさらなる決定打は……

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