カテゴリー別アーカイブ: <東京花柳界>取材記

<東京・立川> 映画『フクシマ・モナムール』特別上映会・トークイベント開催 

釜石最後の芸者と八王子芸妓との縁をヒントに作られたドイツ映画。一日限りの特別上映会、ついに決定。

https://yukinoe-event.peatix.com/

●映画『フクシマ・モナムール』特別上映会・スペシャルトーク (立川シネマシティ)

10月28日(日)15時~、18時~ の2回上映

東日本大震災被災者で釜石最後の芸者・艶子さんと、八王子芸妓めぐみさんのつながりをヒントに、ドイツ人監督が描いた『フクシマ・モナムール』の、1日限りの特別上映会です。

桃井かおりさん出演。八王子芸妓のめぐみさん、菜乃佳さん、くるみさんも出演しています。

釜石にも同行し、二人の関係を間近で見続けて来た浅原と、めぐみさんのスペシャルトークも一緒にお楽しみください。

詳細、申し込みはこちらから。

https://yukinoe-event.peatix.com/

*艶子さんとめぐみさん、八王子芸妓のつながりは、以下で詳しく紹介してあります。参照ください。 続きを読む <東京・立川> 映画『フクシマ・モナムール』特別上映会・トークイベント開催 

<東京・新橋>変わりゆく花柳界。「なでしこの踊り」➃。若手新橋芸者の挑戦

③より続く

●若手新橋芸者にとって「なでしこの踊り」は〝挑戦〟だった

「なでしこの踊り」終演後、千代加さん(15年目)とのりえさん(10年目)にお話を伺った。

千代加さん(右)と、のりえさん

新橋花柳界最大の年間行事は、5月末の4日間新橋演舞場で行われる「東(あずま)をどり」。大正14年からの歴史を持つ、東京を代表する花街舞踊だ。芸者が300人、400人といた昭和30~40年代には若手はなかなか役をもらえず、やっとついた役が花や木の枝や水の精など人間ではないことも当たり前だった。人数が減った今でも主役級のキャストは芸歴30年以上のベテランが務めることがほとんどだ。新橋花柳界の層は厚い。10年、15年ではまだまだ〝若手〟の部類なのである。

――〝次世代の東をどりのスターを育てよう〟との趣旨で始まった「なでしこの踊り」。一般のお客さんも新橋の芸者衆と触れ合える場として人気ですね。 続きを読む <東京・新橋>変わりゆく花柳界。「なでしこの踊り」➃。若手新橋芸者の挑戦

<東京・新橋>変わりゆく花柳界。「なでしこの踊り」③ 新橋花柳界への入口

②より続く

●新橋芸者が身近になった! 人気の「なでしこの踊り」「なでしこの踊り」は「東(あずま)をどりの次世代のスターを発掘すること」を目的に、平成18年から年に2回(新春と夏)開催されているイベントだ。新橋演舞場地下特設会場「東(あずま)」を料亭の大広間に見立て、100席ほどのテーブル席のお客さんを、若手の新橋芸者衆が簡単なトークと舞踊とゲーム、写真撮影、会話などで約2時間もてなしてくれる。食事つきでS席12,000円、A席10000円という金額で新橋芸者衆の芸と人柄に身近に接することが出来るのは画期的なこと。平成30年1月、八回目の開催にして初めて参加する機会を得た。

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<東京・新橋>変わりゆく花柳界。「なでしこの踊り」② 新橋「東をどり」改革とは

➀より続く

●戦後、国民的大行事となった新橋「東をどり」

〝芸の新橋〟として全国の花柳界から一目置かれる新橋花柳界。今までの取材の中でも東京各地の芸達者な年配の芸者衆が「〝新橋さんに追い付け追い越せ〟を合言葉にお稽古をがんばっている」という話をよく耳にした。その新橋芸者の芸を世間一般に披露する場が、年に一度の「東(あずま)をどり」(東京新橋組合主催の花街舞踊公演)だ。

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<東京・新橋>変わりゆく花柳界。「なでしこの踊り」➀ 時代の変化の中で

●平成になり、花柳界が門戸を広げ始めた。

私が花柳界に興味を持ち、取材をしはじめた平成7,8年ころ、花柳界はすでに、特定の限られた客層を相手に閉鎖性を売り物にする「一見さんお断り」(要紹介)一色の世界ではなくなりつつあった。たとえば浅草花柳界で「花柳界初体験のお客様に特におすすめのプラン」と銘打った前代未聞の「お座敷入門講座」が始まったのもちょうどそのころだ(*すでに終了)。土曜日の夜限定で、12人以上のグループに対して、芸者衆6名以上がつき、酒肴と飲み物1本つきで税別一人19,800円といういわば〝パックのお座敷遊び〟である。料金を明朗に提示し、芸者衆がお座敷遊びを手取り足取り教えてくれる、という2点において斬新な企画だった。それまで、お座敷のルールは先輩に連れられて恥をかきながら覚えるものだったし、請求書払いが当たり前で〝お得〟といった野暮な金銭感覚の入り込む余地などなかったはずだ。花柳界の長い歴史の中でも、画期的な試みだったのである。

浅草花街お座敷入門講座関係のチラシ(現在は終了しています)

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<シンポジウム> 3月24日 東京八王子市でシンポジウム開催

3月24日(土)に「八王子花柳界、復活への軌跡。地元に愛される芸者衆の魅力」と題した自由講座が開催されます。(主催・八王子市生涯学習センター南大沢分館)

講師として八王子芸者のめぐみさん、浅原が登場します。

八王子芸者衆(2017年正月。料亭すゞ香にて)

第一部 基調講演(講師・浅原須美)

「私が見てきた八王子花柳界。昔と今とこれからと」。20数年にわたる全国の花柳界取材をふまえ、約10年に及ぶ八王子花柳界取材をもとに、花柳界・芸者衆の魅力、八王子花柳界復活の背景を、女性目線で話します。

*浅原が取材・制作したオリジナル映像2本も上映します。➀京都・金沢・浅草・小樽・奈良・長崎……戦前の花柳界を知る全国の名妓の生きざまと芸。②東日本大震災をきっかけに始まった八王子芸者衆と最後の釜石芸者との交流を、現地に同行し取材したドキュメント映像。 続きを読む <シンポジウム> 3月24日 東京八王子市でシンポジウム開催

<全国> 2017年の花街訪問&イベント参加(抜粋)

●1月

東京・八王子「セレオ新春の宴」鑑賞/東京・浅草「浅草三業組合新年顔合わせ」/東京・八王子「新春はしご乗り&新春の舞」取材・撮影

●2月

東京・浅草「お化けお楽しみ会」(割烹あさくさ)/東京・八王子「お化け」観賞(すゞ香)/奈良「ならまち花あかり」芸妓の舞観賞&基調講演

●3月

東京・赤坂 「赤坂をどり」観賞/「第五回花街空間研究会報告会 花街の歴史とまちづくり」参加(東大本郷キャンパス)

●4月

東京・神楽坂「神楽坂をどり」鑑賞/東京・八王子「黒塀に親しむ会」総会出席/東京・八王子「若葉まつり・芸妓の舞」鑑賞/『芸者衆に花束を。八王子花柳界、復活』校了

●5月

東京・八王子 有隣堂セレオ店でパネル展開催/「第二回八王子をどり」開催・観賞 『芸者衆に花束を。八王子花柳界、復活』先行販売!/東京・浅草「三社祭・組み踊り鑑賞会」参加/東京・新橋「東をどり」観賞/日経新聞、讀賣新聞、タウンニュース等で『芸者衆に花束を。八王子花柳界、復活』刊行関連の取材を受け、記事が掲載される。

●6月

「お江戸つるや」参加(奈良・元林院の芸妓、菊乃さんの会)/富山・八尾町「八王子芸者衆のおわら風の舞・研修会」に同行

●7月

月刊誌『東京人』八王子花柳界の記事執筆/東京・八王子「あさがお市」/ラジオ文化放送「浜美枝のいつかあなたと」出演/東京・八王子「イーアス高尾イベント 八王子芸妓・高尾の舞」参加

●8月

東京・八王子「八王子まつり」

●9月

愛媛・松山「松実会」取材、高知「濱長」取材/東京・八王子「八王子南ロータリークラブ定例会」にて卓話/石川・金沢「金沢おどり」鑑賞/東京「大江戸寄席と花街のおどり」観賞/新潟「新潟をどり」鑑賞/ムック「八王子本」(枻出版)に掲載

●10月

東京・浅草「悠游亭」参加

●11月

東京・八王子「黒塀に親しむ会」参加/東京・浅草「秋の宴」参加

●12月

ジャパン・タイムズに記事掲載/東京・八王子「車人形と芸者衆の公演」鑑賞

 

 

<お知らせ>文化放送・ラジオ番組に出演します。

●7月16日(日曜日)10時半~11時放送「浜美枝のいつかあなたと」 → 7月23日(日曜日)に訂正いたします。

収録後。浜美枝さん、寺島アナウンサーさんと

7月4日、ラジオ文化放送「浜美枝のいつかあなたと」のゲストにお招きいただき、収録を行ってきました。http://www.joqr.co.jp/blog/hama/

日経新聞の記事がきっかけで、『芸者衆に花束を。八王子花柳界復活』をテーマに浜美枝さんと対談を、とありがたいお話をいただいたのです。

日曜日の午前中、お暇でしたらダイアルをAM1134に合わせてみてください。