●ついに幕があいた東をどり100回記念公演
第百回 東をどり
「無事開幕できて本当によかった」……こんな挨拶があちらこちらで交わされている。新橋花柳界にとって百年に1回の特別な東をどりがついに開幕した。
初日の昼の部、12時過ぎ、演舞場前に着くと黒山の人だかり。いつもにまして関心度の高さがうかがわれる。
百回記念の特別バージョンで、公演は7日間、全3幕構成のうち第1幕と3幕は新橋、間の2幕では日替わりで招く全国19花街の芸者衆が舞台に上がる。東をどりの舞台に新橋以外の芸者衆が立つのは、大正14年に新橋演舞場の杮落しで第1回を開催して以来、初めての試みだ。 続きを読む <東京・新橋> 5月21日・初日(東をどり百回記念公演) →
浅草芸者を遠出でお迎え。〝サカスお座敷〟大盛況。
赤坂をどりポスターと育子さんの写真
●猩々に飛脚にお七、小唄に端唄――。今年も賑やかに
赤坂芸者と聞くといつも思い出すのが、「花で言うなら、新橋が菖蒲、柳橋が水仙で、赤坂は牡丹」――大正時代の赤坂芸者が残したこの言葉だ。拙著『東京六花街』の取材で新橋との違いを尋ねたとき、赤坂芸者の育子さん(現・赤坂芸妓組合長)が「着物の色目や柄、帯の結び方や着方が違うということがあります。地味派手で言ったら、新橋さんの方が地味で、赤坂のほうが派手。性格的に言えば、新橋さんは落ち着いた姉で、赤坂はおっちょこちょいな妹みたいな感じ」と笑ったのがとても印象的だった。たしかに、赤坂芸者衆の特徴は?と聞かれたら、〝牡丹のように華やか〟という形容が最もふさわしいような気がする。
サカスの枝垂桜は一足先に満開に
続きを読む <東京・赤坂>開花した桜の下で「赤坂をどり」華やかに →
<1月>
●<東京・八王子> 八王子芸妓・新春の宴(セレオ・イベントスペース)へ。新年の買い物客で賑わう駅ビルで初春の舞を披露。人前に積極的に出て行く〝攻めの姿勢〟が、今年も八王子芸者衆の知名度を上げ、マスコミの注目を集めた。
2015/1/4 八王子芸妓 新春の宴
続きを読む <全国花街>駆け足で振り返る、私の2015年花柳界①1~4月 東京・新潟・金沢 →
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