タグ別アーカイブ: お座敷太鼓

<東京・全体> 東京芸者はやっぱり〝奴さんだよっ!〟

東京花柳界が「奴さん」で一つになった日

奴さんだよ

「奴さんだよっ!  エ~~~、やっこさ~ん、どち~ら~ゆ~く  ハア こりゃこりゃ……」

あの日から、気がつくと頭の中にこの曲が流れている。東京の芸者衆ならだれでも踊れるお座敷の定番曲「奴さん」だ。そして〝あの日〟とは10月6日、「全国芽生会連合会全国大会東京大会2015」が行われた日。年に一回、各地区持ち回りで全国大会が開催されており、今年は12年ぶりの東京大会である。 続きを読む <東京・全体> 東京芸者はやっぱり〝奴さんだよっ!〟

<東京・芳町>「芸者とお座敷遊び体験」。毎月第2土曜日開催(日本橋・橋楽亭)

外国人も見ず知らずの人も意気投合。お座敷に一体感を生むゲーム

芳町イベント投扇興

●投扇興。落ちた「蝶」に湧き上がる歓声

2015年6月13日(土)、日本橋三越前の商業ビル「コレド室町3」3階の和室「橋楽亭(きょうらくてい)」に、わーっと沸きあがった歓声と大きな拍手。両手を挙げて喜びを全身で表すのはフランス人男性の観光客。芳町(よしちょう)の芸者衆がもてなす「芸者とお座敷遊び体験」で行われたゲーム、「投扇興」の一コマです。

投扇興は、二人で交互に扇を飛ばして木製の台の上の駒(蝶という)を落とし、点数を競い合う優雅なお座敷遊び。江戸時代に遊興場や酒席の遊びとして大流行しました。

投扇興点数表アップ正式には、落ちた扇と蝶の位置関係(銘という)に応じて点数が決められ、銘にはそれぞれ源氏物語の巻の名がつけられています。右図のような珍しい銘は点数が高く、とくに奇跡的ともいえる「夢浮橋」「篝火」には50点の最高得点がついています。

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<石川・金沢> 北陸新幹線開業と金沢茶屋街と、峯子さん

東京から〝わざわざ〟訪れたい金沢茶屋街の魅力。(北國新聞 1月23・24日)

金沢をどり提灯

北陸新幹線開業(3月14日)に向けての「北國新聞」連載記事、「新幹線は文化を運ぶ」に、茶屋街(花街)が二日に渡り取り上げられ、記者さんの取材を受けました。

金沢には、それぞれ少しずつ雰囲気の違う三つの茶屋街――ひがし、にし、主計町(かずえまち)があり、観光地としても人気です。芸妓数は合わせて40数名。若手も多く、格式、華やかさ、将来性、芸事を習う環境、一般の人々が楽しめる企画など総合力において、私が思うに全国でもトップクラス。何度も訪れている花街の一つです。

以下、新聞記事を元に、遠くからでもわざわざ訪れたい金沢茶屋街の魅力を、芸妓峯子さんにも触れながら、解説します。

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