東をどり百回記念公演
●金沢三茶屋街「素囃子」。さすが芸どころ
東をどり開催後初めての週末とあって、いつもに増して盛況の新橋演舞場。正面玄関前に大型の観光バスが乗り付けていた。
連日、各地の花街が日替わりで舞台に花を添え、新橋芸者の存在も際立つ中、ちょうど中日の4日目は特に芸者の芸の幅広さを堪能できる絶好の機会となった。
東をどり開催後初めての週末とあって、いつもに増して盛況の新橋演舞場。正面玄関前に大型の観光バスが乗り付けていた。
連日、各地の花街が日替わりで舞台に花を添え、新橋芸者の存在も際立つ中、ちょうど中日の4日目は特に芸者の芸の幅広さを堪能できる絶好の機会となった。
東をどり百回記念公演
毎年お馴染み、人気の東をどり土産「芸者衆の千社札」に今年、驚きの新商品が登場。その名も「浮絵千社札」。
東をどり百回記念だから何か度肝を抜くような面白いものを売ろうよ……と新橋組合の幹部らと、芸者衆が名刺代わりに使う元祖「ミニ千社札シール」の開発者・橘右之吉さんが5年ほど前から構想に構想を重ね、3Dデータ作成・ソフトウエア開発の専門会社ツクリテが開発に 3、4年を費やしてやっと完成させた近未来型の千社札だ。
千社札に印刷されたQRコードを読み込むと、その札の名前の芸者衆の姿がスマホ上に浮かび上がるという不思議な不思議な仕掛け。飲み会で話題になること間違いなし。
ぜひ売り場で実物の体験を。
2階ロビーにて販売中。1枚300円と値段も手頃。自分のオリジナル浮絵千社札も注文できる(1セット500枚。32,000円(東をどり期間限定特価)。詳細は売り場でご相談を)
*ミニ千社札シール(1枚100円)。)千社札を貼って楽しめる東をどり団扇、扇子等も販売
東をどり百回記念公演
*当日券は25日(日)と最終日27日(火)は残りわずかとのことですが、それ以外はまだ余裕ありとのことでした(5月22日昼現在の情報。詳細はご確認ください)
●3日目は名古屋・岐阜・祇園東
1幕目は新橋芸者がご祝儀曲の「青海波」と「百年三番叟」を日替わりで披露し、華やかに百回記念公演の幕開けを祝う。きりっとして爽やかな「青海波」と、きらびやかで豪華な「百年三番叟」、どちらも新橋芸者の格の高さを満喫できる演目だ。
2幕目は名古屋・岐阜・祇園東がそれぞれの土地ならではの曲で客席を沸かせた。
東をどり百回記念公演
●神楽坂・浅草・上七軒それぞれのオリジナル曲で
東をどり2日目。今回2幕目で登場するのは東京から2花街(神楽坂・赤坂)そして京都からは京都五花街の一つ・上七軒(かみしちけん)。 続きを読む <東京・新橋> 5月22日・2日目(東をどり百回記念公演)
●ついに幕があいた東をどり100回記念公演
「無事開幕できて本当によかった」……こんな挨拶があちらこちらで交わされている。新橋花柳界にとって百年に1回の特別な東をどりがついに開幕した。
初日の昼の部、12時過ぎ、演舞場前に着くと黒山の人だかり。いつもにまして関心度の高さがうかがわれる。
百回記念の特別バージョンで、公演は7日間、全3幕構成のうち第1幕と3幕は新橋、間の2幕では日替わりで招く全国19花街の芸者衆が舞台に上がる。東をどりの舞台に新橋以外の芸者衆が立つのは、大正14年に新橋演舞場の杮落しで第1回を開催して以来、初めての試みだ。 続きを読む <東京・新橋> 5月21日・初日(東をどり百回記念公演)