<東京・浅草> 幇間さんも登場。進化する浅草芸者の「お座敷おどり」

幇間芸は外人客にも受けていた

20215 秋●屏風芸で知った英単語は、「鍼=オキュパンクチャー」

2013年秋に始まった浅草芸者の「お座敷おどり」(なんと入場無料!)。2014年春秋、2015年春と続いて、5期目・2015年秋の回が始まりました。このような試みは継続することが難しく、進化し続けることはさらに難しいものですが、初回から見続けてきて、常に新しいことへの挑戦を怠らない主催者の浅草観光連盟と浅草花柳界の心意気が感じられました。 続きを読む <東京・浅草> 幇間さんも登場。進化する浅草芸者の「お座敷おどり」

<東京・全体> 東京芸者はやっぱり〝奴さんだよっ!〟

東京花柳界が「奴さん」で一つになった日

奴さんだよ

「奴さんだよっ!  エ~~~、やっこさ~ん、どち~ら~ゆ~く  ハア こりゃこりゃ……」

あの日から、気がつくと頭の中にこの曲が流れている。東京の芸者衆ならだれでも踊れるお座敷の定番曲「奴さん」だ。そして〝あの日〟とは10月6日、「全国芽生会連合会全国大会東京大会2015」が行われた日。年に一回、各地区持ち回りで全国大会が開催されており、今年は12年ぶりの東京大会である。 続きを読む <東京・全体> 東京芸者はやっぱり〝奴さんだよっ!〟

<石川・金沢>行ってきました「金沢おどり」② 一調一舞&一管

峯子さんが舞台に座っているようだった

2015 金沢おどり2

*PC本体故障による修理のため、しばらく更新が滞りました。少し時間がたってしまいましたが「金沢おどり②」(9月19日観賞)をアップいたします。

●笛の音に、峯子さんを忍ぶ

今年いちばんの話題は、西茶屋街の名妓、小鼓の乃莉さんと舞踊の八重治さんによる「一調一舞」。当HP「もうすぐ金沢おどり①~⑤」でも書いたように、笛の峯子さんと乃莉さんの「一調一管」は金沢の誇る至芸で、金沢おどりの人気演目の一つでした。……が、今年3月に峯子さんが突然逝去。これに替わり、金沢おどりに向けて西のもう一人の名妓・八重治さんが乃莉さんと初めて二人で組むことになったのです。 続きを読む <石川・金沢>行ってきました「金沢おどり」② 一調一舞&一管